新友会政策モニター研修会開催
開催日 平成30年7月14日(土)
場 所 長野ホテル犀北館
講演会
7月14日(土)に行われた新友会モニター研修会において、シンクロナイズドスイミング元日本代表でリオデジャネイロオリンピック チーム銅メダリストの箱山愛香さんをお招きし、講演会をしていただきました。
演題「シンクロとわたし」
講師 講師:元シンクロ日本代表 箱山愛香(はこやま あいか) 氏
小学校2年生から始めたシンクロでめきめき頭角を表し、小学6年生の時には将来有望選手として、100人に2人しか選ばれないトップアスリートの発掘・育成をするための 「エリート一貫プロジェクト」に合格したそうです。中学3年生の時には全国大会ソロ部門で優勝、高校1年生でナショナルジュニアに選ばれ、2010年大学1年生でナショナルAチームに選ばれ着実に階段を上って行きました。
ずっと目標にしていた日本代表に選ばれて臨んだロンドンオリンピックでは5位。
オリンピックに出たいという夢だったため、一番のピークを出るための予選に無意識にもって行ってしまったのが原因でした。
そこで次のオリンピックでは『出るだけでなく、そこでメダルを獲る』と高い目標にし、身体も技も心も更に高い意識で臨んで行ったそうです。表現力を高めるために八重歯を抜いて笑顔の時の歯並びまでこだわったのには驚きました。
そんな中でのチーム銅メダル獲得は日常生活から常に目標を持って続けていくことの大切さ、仲間で励ましあいながら高めることが大きな力になることなどを学んだそうです。
ご講演中に獲得した銅メダルを実際に手に取らせていただきましたが、メダルは思った以上に重く、まさに箱山さんが4年間にかけてきた思いの重さなのだと感じました。
ご講演いただいた箱山愛香さんには本当に感謝いたします。
講演会の感想
・成し遂げることの難しさが分かった。またオリンピックの舞台裏の話が楽しかった。
・箱山選手のような世界レベルの選手の育成に一層、力を入れるべきであると再認識した。
懇談会
【7月上旬、我が国を襲った『平成30年7月豪雨』。巨大化する豪雨災害を受けて様々なご意見を頂きました。】
・防災訓練というと火災が中心に感じる。水防訓練への対応が必要と痛感した。
・千曲川河川事務所等関係機関に河川整備を要望する。
・避難しろと言われても避難場所が安全とは限らない。どうすればよいか不安になってしまった。
・災害時、隧道やアンダーパスの水没が懸念される。
・非常時対策だけでなく日頃からのケア、地域の見守り体勢作りが大切と痛感した。
・避難情報や災害発生状況について早い情報伝達をお願いしたい。
・被災時の防犯対策にも注意する必要がある。
・炊き出しセットや仮設トイレ等被災時対応の在り方について検討する必要がある。
・個人情報の取扱いの厳しさが避難援助の妨げとなる。弾力的な対応も必要である。
・防災無線の音声が不明瞭で室内まで届いてこない。
・有料でもいいから防災無線を多くの市民に渡るようにしたらどうか。
・防災メールがあるのなら、その登録方法をわかりやすく説明して欲しい。
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【長野市ハザードマップについて】
●(第一に)ハザードマップの周知徹底をすべき。
●エリア毎の情報が網羅されていない。もっと詳細な情報が必要である。
●再入手の方法(ダウンロード等)を教えて欲しい。
●ハザードマップだが北が上になっていないので修正して欲しい(見づらいとのご指摘)。
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【避難勧告・避難指示について】
●中条地域だけに「全戸避難」がでたが隣の小川村や七二会では、警報がでなかった。
●支所との連携が必要。行政は現場にも行かず、降雨量だけで避難指示を出していないか疑問を感じる。
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我が国の人口は2008年をピークに減少に転じました。あわせて世界最速のスピードで進む高齢化。
少子高齢化に突き進む『県都・長野市』に多くのご意見を頂戴しました。
●人口減少、東京一極集中が止まらない。本市の20~30年後のグランドデザインが必要である。
●県外に出た大学生は帰ってこないし、要因は、やはり長野に有力企業が少ないこと、都会のような魅力がないこと。大学等卒業後長野に帰ってもらえる施策が必要。
●県短大が四年制の大学に成った。長野に就職できる様な施策展開と寮生活も含め地域の活性化を期待する。
●市役所や市内企業等採用枠の拡大が必要である。
●働く場が不足している。産業団地が不足しているように感じる。
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【中心市街地の活性について】
●専門学校等の誘致により市街地に若者を居住させる対策が必要。
●ぱてぃお大門の有効活用が喫緊の課題、トイーゴも空き店舗が目立ち活気が無い。
●もんぜんぷら座の跡地利用、箱物でなく人が集まる空間、回遊できる環境作りが課題。
●マンションの高層化が進んでいる。景観面、防災面から高さ制限が必要ではないか。
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【中山間地域の活性について】
●外部から刺激が必要。特区制度を活用した特色ある地域作り活動が必要である。
●IT企業など中山間地でも活用できるのではないかと考える。
●移住定住対策が必要であり、誰に住んでもらうかが大きな課題である。
●中山間地域とまちなかの市民間交流をもっと進めて欲しい。
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【ふるさと納税の在り方について】
●ふるさと納税にお米を返礼品に出来ないか。
●ふるさと納税に地元農産品を返礼品に加えて貰ったのは嬉しいが時期の野菜などを贈るのは難しい。
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【交通インフラ・公共交通について】
●都市計画道路の工事進行が遅すぎる。見直しも検討すべき時期にきているのではないか。
●403号線の渋滞がひどい。信号の時間差等で調整して欲しい。
●昭和28年に都市計画された川中島幹線の早期実現をお願いしたい。
●千曲川新道(旧長野電鉄河東線)をもう少し使い易くして欲しい。
●菅平線について、未整備箇所について、整備を進めて欲しい。
●オリンピック大橋をいつまで有料化しているのか?
●ぐるりん号を以前の路線に戻して欲しい。
●市内にも、病院廻りのバスを動かして欲しい。
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【空き家対策について】
●空き家・空き地が多くなってきており鳥獣の住み家になって困っている。条例化を進めて欲しい。
●空き家の解体の推進を行政として指導しているが、解体費用は多額で着手できないのが現実である。
●善光寺周辺において古民家のリノベーションを行う若者が集っている事例がある。エリアを拡大してはどうか。
●(空き家の)商工業利用等への活用も検討してはどうか。
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【公共施設の在り方について】
●市営プールについて、統廃合すべき。
●サンマリーンについて入場料が高い。市民優待制度があっても良い。また脱衣場が狭い。
●長野Uスタジアム活性が不十分である。長野インター出口付近に案内看板などの設置が必要に思う。
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【子育て・教育に関すること】
●新設された子供プラザでこれまで子供たちが楽しんできた一輪車体験が施設内で出来なくなってしまった。これまで子供たちは楽しんでいたし、せっかくの一輪車を施設内で活用できるようにして欲しい。
●1~3月生まれの未満時の保育所入園手続きの仕組みの改定をして欲しい。
●(通学路等)ブロック塀の倒壊対策推進を願う。
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【福祉・環境政策に関して】
●社協、地区社協の体制が悪く、福祉全体の取組みが弱いと感じる。
●長野市の平均寿命が延びる中で、健康寿命に対する政策が必要。
●ハッピーカミング1、2、30などの健康施策を更に進めて欲しい。
●長野市が指定する『公共用指定ごみ袋』の運用ルールが徹底されていない。徹底する必要がある。
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【農林業振興政策に関して】
●農業プランの推進により高齢化対策、若者による農業の活性施策を進めて頂きたい。
●鳥獣害対策を速やかに進めてほしい。電気柵のない家庭の庭にまで入り込んでくるのが実態である。
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【地方自治〜住民自治協議会に関して】
●発足から10年が経過したが総括の評価をして欲しい。
●市民に対しての説明ができていない。役員のための住民自治協議会になっていないか?
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【その他のご意見】
●芸術館主催の催事は偏りがある。工夫を。
●一支所一モデル事業(3年間)の継続支援を。
●市側の招集による会議等の参加の場合は駐車場料金の完全無料化とすべき。
●長野市斎場の対応がマニュアル的で心がこもっていないと感じる(別れの一瞬の対応としてふさわしくない)。
●様々な手当て受給者の中には、悪質と見受けるケースがある。税金から支給されているからには、市側のチェックを厳格に進めて頂きたい。
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(最後に)長野市議会、長野市に厳しいご意見を頂戴しましたので記載いたします。
●人口減少が進むことから行政のスリム化も必要。
●職員採用は、全国区にすればいかがか?職員の視野を広げるためにも新しい視点が必要。
●定例会における長野市部局担当の答弁が聞き取りづらい。市の職員として大きな声で明瞭に答弁頂きたい。音響に課題があるならばハード面の整備を願う。
※モニターの皆様より多くのご意見を頂きました。今後の新友会の政策提言や議員活動の参考にさせて頂きます。