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国への要望活動について

2月に引き続き6月5日に新友会として、国に重点施策を要望するため、新友会18名の全議員が上京して参りました。

参加議員18名は2班に分かれ、1班は国土交通省・農林水産省に若林健太代議士が同行、2班は文部科学省・文化庁に務台俊介代議士に同行していただき、要望活動を行いました。

今回の要望内容は下記の通りです。

国土交通省(要望書PDF)
・都市計画道路(山王小柴見線、川中島幹線、七瀬居町線)の整備に対する支援(社会資本総合整備事業)
・一般国道18号長野東バイパスの立体化整備の促進
・「防災・減災・国道強靭化のための5か年加速化対策」の更なる推進

農林水産省(要望書PDF)
・中山間地域に特化したスマート農業機械開発への支援の充実

文部科学省(要望書PDF)
 ・不登校児童生徒が学校以外の場において行う学習活動に対する負担軽減のための経済的支援
・部活動の地域移行に伴う地域の文化・スポーツ活動の環境整備について

文 化 庁(要望書PDF)
・史跡等保存整備事業費の拡充について(松代城跡、大室古墳群等)

要望書はこちらからダウンロードできます

国土交通省要望書はこちらから

農林水産省要望書はこちらから

文部科学省要望書はこちらから

文化庁要望書はこちらから

農林水産省への要望風景
文化庁への要望風景(京都文化庁担当課オンライン参加)

新友会政策モニター研修会

新友会政策モニター研修会開催

開催日 令和4年11月27日(日)

場 所 長野ホテル犀北館

講演会

演題

『挑戦!世界一暮らしやすいまちをめざして』

講師:長野市長 荻原健司 氏

【講師略歴】

1969年群馬県草津町出身
元スキー・ノルディック複合選手
1992年アルベールビル、1994年リレハンメルの冬季オリンピック複合団体2連覇ノルディック複合ワールドカップ個人総合3連覇
参議院議員1期、公益財団法人長野県スキー連盟副会長、長野県教育委員会委員、公益財団法人長野県スポーツ協会理事など歴任
令和3年11月長野市長就任

新友会では、政策立案・調査・審議等の活動をより活発にするにあたり、恒常的に市民の意見を聴くための制度として政策モニター制度を設けております。
新型コロナウイルス感染症の影響により、7月の開催は見送りましたが、今回、荻原市長のご講演ということもあり、感染対策の一環として、予定していた議員との意見交換会の時間を割愛させていただき、その分、講演時間と質問時間をしっかり確保し開催させていただきました。
荻原市政が誕生して約1年。ご自身が選挙で掲げられた政策のこれまでの達成状況や、今後、市民の皆様と共に向かう長野市の方向について、熱く語っていただきました。
また、講演会終了後、若者や子育て中の方への支援や、若手の農業従事者との懇談の機会への要望のほか、地域のコンテンツや自然の資源などの情報発信に関する質問が出され、市長から現状の説明や要望への回答がありました。

新友会が当日の状況をまとめましたので、ご覧ください。

1992年アルベールビルと1994年リレハンメルの冬季オリンピック2大会連覇、1993年から95年、97年と世界選手権で個人・団体で総合3連覇、その後1998年長野オリンピックでは、日本選手団の主将を務め、全選手を代表して選手宣誓も経験した。
実はアルベールビルオリンピック以前は、毎回大会に出ても30位から40位という結果が続き、大学卒業でスキー選手としては引退も考えていた。しかし最後の挑戦として、V字ジャンプへの移行を決断し実行したことが、その後のオリンピックの勝利に繋がった。
追い込まれた時の決断や、劣等感を前向きなエネルギーに変え、変化の兆しをとらえて、「即断、即決、即実行」していくことが、スキー選手としての活動から得た教訓である。
また、日本のスポーツはまだまだ世界の中では弱い立場であり、そのルールを自分自身の行動で変えていくことにも取り組んできた。選手時代の教訓が市長となった今も活かされている。
私自身が考える長野市の行き先、ロードマップは「持続可能性の問題」に焦点をあてている。国連で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)は人々と地球に利益をもたらすためのものであり、同時に、長野市に暮らす人々のためのものである。いただいた任期の2025年までに長野市の持続可能性を強くする基盤づくりを進めたい。
目標を達成するためには、単に市民サービスの向上を図るだけでなく、何よりも未来を見据えた戦略を実行し、経験とポジティブさに裏打ちされた更なる行政のイノベーションに取り組む必要がある。加えて自立できるまちをつくるためには、長野市に暮らす人々との協力と連帯が必要であり、一昨年から続く新型コロナウイルス感染症の経験から私たちの暮らしに変化が求められている今だからこそ、行動を起こすべきだと考える。
具体的には、本年4月、新組織、「新産業創造推進局」を設置し、課を設けずチーム制で対応している。縦割りではなく、プロジェクトチームを作って達成していき、職員も積極的にチャレンジしていく庁内体制をつくっていきたい。
また、未来を担う若い世代の行動を促し、長野市の一員として頑張るという気持ちを持って頂けるよう、しっかりと意見を聴き、その方々がアクションを起こしてくれるような取り組みをしていきたい。
「即断、即決、即実行」、「やるか、今やるか」を肝に銘じながらチャレンジしていく。
世界を色々な視点で見てきた私が見ても、長野市は多くの魅力と可能性に溢れているまちである。
情熱を持って取り組んで行くので、是非皆さんにも気持ちを共有して頂いて、ご支援・ご声援を送って頂ければと思う。

▲講演会の様子