質問についての詳細は、長野市議会インターネット議会中継にてご覧いただけます。
令和4年12月代表質問
問 就任から一年を振り返り、これまでの成果を市長自身はどう評価するか。一年目の実績を踏まえ、二年目はどう進めるか、その抱負を伺う。
市長答弁
こども総合支援センター「あのえっと」の設置やトップセールスによる都市ブランドの向上等、様々な事業に着手。新型コロナウイルス感染症で傷んだ市内経済の回復に向け、善光寺御開帳、日本一の門前町大縁日でまちのにぎわいを創出した。令和元年東日本台風災害からの復興は、今後も被災者に寄り添った対応が必要。応急仮設住宅から全世帯が退去されるなど、着実に進んでいる。二年目の抱負は、新産業創造や都市ブランディング推進等、若い市民が本市で暮らす魅力をもっと感じ、本市をさらに強くする取り組みを中長期的視点で進める。また、子育て支援策の充実を積極的に検討。引き続き議会、市民の声を聴き、様々な市政課題に対し、全力で取り組む。
問 新年度予算について、市民からの期待や願いを反映し、持続可能な財政運営を行っていくための予算編成の方針や重点政策を伺う。
市長答弁
新年度予算は、第五次長野市総合計画後期基本計画策定後初の予算編成で、私が一からつくり上げる最初の通年予算となる。未来へのチャレンジと変化の兆しを予算編成の柱に据え、施策のアップデートとバージョンアップを市民目線で進め、東日本台風災害からの復興、新型コロナウイルス感染症対策等の喫緊の課題に取り組みつつ、子育てのしやすさ、若者や女性の活躍、健康長寿、スポーツ文化、中心市街地の活性化など健幸増進都市の推進、スマートシティNAGANOの実現、地域経済の振興に向けた事業等に予算を優先配分していく。今後の厳しい財政推計も視野に入れ、将来世代に負担を先送りせず、健全財政の維持を前提として予算編成に取り組む。
問 長野市公共施設個別施設計画では、令和3年度から今後十年間の個々の施設の対策や長寿命化改修等の経費を試算し、当面必要な財政負担は明らかになったが、将来を見据えた今後の本市の公共施設マネジメントにどう取り組んでいくのか。
市長答弁
今ある施設を大切に長く使うことを念頭に、今年度から予算に公共施設長寿命化枠を設け、計画的な改修に取り組んでいる。今後は、福祉施設など市民生活に欠かせない施設は、ニーズを見極めて必要な総量確保に努め、体育館のような使用制限がある施設は制限を外し、より多くの方が利用できる対策を講じる。集会所のような多目的施設は公民館、勤労者福祉施設、学校といった垣根を越えた幅広い共用化を通じ、将来必要となる施設の確保につながるよう、利用のあり方を検討していく。
問 令和元年東日本台風災害において住宅が被災した方々に対し、固定資産税等について配慮すべきでは。
市長答弁
引き続き被災地の住宅再建を支援する観点から、減免を実施する必要があると考える。今後、被災地の現状及び被災者の住宅再建状況等を踏まえ、被災者に寄り添った支援となるように、固定資産税等における減免の具体的な方法を検討する。
令和3年12月個人質問
問 市長は変化の大きい時代に、いかに市民の期待に応えていくのか。
市長答弁
時代の変化に合わせ、政策のアップデート、バージョンアップを繰り返しながら、健康と幸福という本質的価値を実感できるまちづくりを進め、市民の期待に応えたい。
問 若槻・あじさいの湯のこれまでの経緯と、今後の見通しはどうか。
保健福祉部長答弁
旧若槻老人憩の家は、高齢者の交流や生きがいと健康づくりの場、地域コミュニティーの拠点として地元から強い存続要望があったことから、耐震補強工事を行い、魅力や快適性を増して、現在の有償貸し付けによる民間団体の運営に至った。当面の課題は、利用対象者の年齢制限撤廃の周知が足りないこと。高齢者以外の方にも気軽に利用してもらい、利用者の新規開拓を図り、福祉サービス等入浴以外の事業も軌道に乗ることで、経営基盤の安定が図られるものと考える。市も引き続き、安定的な運営に向けて支援をしていく。
問 私は今から三十年前頃、市の特定検診でがんを発見したが、現在は治っている。市のがん対策の現状は。
保健所長答弁
がん対策基本法及び国・県のがん対策計画を踏まえ、第三次長野市健康増進食育推進計画、いわゆる、ながの健やかプラン21に基づいて、がんの予防、がんの早期発見の推進などに取り組んでいる。