平成27年1月14日 於:メルパルク長野
小山農業委員会委員長
長野市農政懇談会が1月14日に開催され、3時間にも及ぶ討議が行われました。
出席者は、JAグリーン、JAながの、長野市農業委員、長野市農林部、経済振興議員連盟(新友会)と長野市長です。
議論のテーマは、
1.遊休農地対策
2.学校給食における地産地消の推進
3.野生鳥獣対策
そして、昨年12月議員提案として提出され可決された「長野市農業振興条例」を、議員連盟より説明いたしました。
議員連盟 祢津会長
JAグリーン 竹内会長
遊休農地の荒廃や鳥獣対策の重要性を認識しており、特に、中山間地域の活性化対策に力を注いでいきたい。とご挨拶戴きました。
加藤長野市長
遊休農地対策
①長野地域営農ビジョンを策定し、地域ごとに農業委員・JA・農家組合など関係者による協議会で取組んでいる。
②耕作放棄地の10ha余を中間管理機構により再生を行い果樹・野菜などの生産をっている
野生鳥獣対策
①猟友会との連携により捕獲量は増加しているが、資格者の減少高齢化に課題がある。
②ジビエ料理など、食用肉としての研究を行っているが、処分場が少なく、狩猟補助金も少ないのが問題。
③電気柵などで防除しているが、泥棒に設備を奪われた場合、補助金が出ない。
などなど、様々な対策実施例と課題について懇談した。