戸隠神社式年大祭開催決定

来たる令和3年(2021年)4月25日(日)から5月25日(日)の31日間、戸隠神社並びに戸隠地区の大きな行事である「式年大祭」が、予定通り開催されることが、正式に決まりました。

↑↑ 前回(2015年)の式年大祭神輿行列 ↑↑

 式年大祭は、7年目ごとに催行される同神社最大の祭典であり、中でも宝光社の祭神を神輿に載せて中社のお社へ向かう「渡御(とぎょ)の儀」、父子対話ののち宝光社へ戻る「還御(かんぎょ)の儀」は、静々と神輿が担ぎ手により進む中、楽人や稚児行列、そして戸隠各地域の獅子神楽や山車だしが織りなす光景は、春の遅い戸隠に一斉に花が咲いたような時代絵巻となることでしょう。

↑↑ 戸隠神社中社大鳥居の新調が進行中です ↑↑

 折しも、戸隠神社中社の大鳥居も80年余ぶりに建替、新調され年内に披露へと、式年大祭で使用する神輿は鳳輦ほうれんと呼ばれていますが、こちらも現在新調中で、より軽量化が図られているとのことです。いずれも完成が楽しみです。

 新型コロナウィルスの影響で「善光寺御開帳」は1年延期され、同時期の開催とはなりませんでした。本行事も今後の感染状況によって、対応の再検討が必要となります。地元の期待を担いつつ、観光資源が豊富と言われている長野市を元気にするためにも各場面ごとに感染症対策をしっかりと行い、ぜひとも開催に漕ぎつけていただきたいと心から願っています。

【戸隠神社式年大祭特別展】
  開催期間 : 令和2年7月24日(金)〜大祭終了(令和3年)
          場所 :戸隠神社中社前 戸隠観光情報センター2階
入場料 : 無料  
時間 :  10時半~午後4時半

私たち新友会は、今後も市民の声に真摯に耳を傾け、感染防止対策や医療・福祉体制の強化、新生活様式での経済再生に全力で取り組んで参ります。

【記:和田 一成】

  

 

7年に1度の善光寺御開帳

 次回の「善光寺前立本尊御開帳」は、本来ならば令和3年(2021年)4月から5月にかけて開催される予定でしたが、新型コロナウイルス感染症が蔓延している状況の中で、来年には終息しないことが予想されることから、7月10日に善光寺御開帳奉賛会の臨時総会が開催され、御開帳の開催を1年延期し、令和4年(2022年)とすることが決定されました。

 総会の中では、新型コロナウイルス感染症の影響など、開催を延期とした経緯などについて説明され、令和4年の御開帳開催に向けた今後の活動方針などについても示されました。

 また、令和4年の善光寺御開帳の公式ポスターも発表されました。ポスターのコンセプトテーマは「仁王さんも見守る善光寺御開帳」で、仁王門を抜けて本堂まで続く善光寺参道をイメージしたデザインになっているとのことです。

令和4年善光寺御開帳の公式ポスター

 今後、善光寺御開帳奉賛会を中心に、広報誘客活動が行われていくとのことですが、令和3年の5月から6月には旅行会社に向けたセールス活動が計画され、同年9月以降には全国15都市の商工会議所やマスコミなどを訪ねるキャラバン活動も実施される予定です。

『令和4年善光寺前立本尊御開帳』の日程
〇期  間                4月 3日(日)~5月29日(日)  57日間
〇主な行事

・遷座式      4月 2日(土)
・開闢大法要    4月 3日(日)
・中日庭儀大法要
   浄土宗    4月23日(土)
   天台宗    5月 7日(土)
・結願大法要    5月29日(日)
・還座式      5月30日(月)

 令和4年4月には、新型コロナウィルス感染症が終息に向かい、善光寺御開帳が盛大に開催されて、大勢の観光客の皆さんが長野市に来ていただけることを切に願っておりますし、我々、新友会もしっかりとフォロー出来るよう頑張ってまいります。

       [ 記:桜井 篤 ]